この2日間、
詰将棋をお休みしてました。反省中です。
佐藤康光の石田流破りを昨日購入しましたが、なかなか売ってなかったです。結構売れているみたいですね~。早速誤植があって気になりましたが、棋書の初版にはつきものって事であまり気にはしてないです。棋書を読み慣れてない頃ならば、そこで1時間はうんうんと考え込んでしまう所でしたがw
石田破りのレビューはいずれってところで。中飛車勉強しろよだしw
数日前、そろそろ
羽生の一手詰が発売されるという事で、
その紹介エントリーをアップしましたが、本日は
将棋1手詰入門ドリルを低級の目線でwご紹介したいと思います。
構成は
・
詰将棋のルール
・部分図第001問~第160問
・実戦形第161問~第280問
となっております。
詰将棋のルールは、
1手詰ハンドブック、
3手詰ハンドブック3手詰ハンドブック〈2〉他の浦野真彦七段の
詰将棋ハンドブックシリーズや、この将棋1手詰入門ドリルの著者・椎名龍一氏の作品の
将棋3手詰入門ドリルにも書いてありますが、ルールは覚えたけど、
詰将棋は初心者という人にとっては重要なものです。
特に「無駄な間駒は無効」であるという事を知らない場合は、極論を言えば「1手詰なのに15手詰じゃん!」などと言う事も初心者は考えてしまうわけです。(私だけ?w)
部分図は
詰将棋本によくある9×9の81マスを使ったものです。下の図が例です(この問題が本に載っているというわけではありません。一応著作権とか気にしてますw)

部分図160問に関して言えば、私は3手詰ハンドブックを1冊3回繰り返した後に購入して解いたため、1・2問1分近く考え込んだ問題があっただけで、他は10秒以内には解けました。早くはないけど・・・。
ただ、詰将棋初めての人には駒の成り方や攻め方の駒の利きで迷ってしまう問題はあります。逆にいえば、それに慣れる第一歩でもあります。
実戦形120問も同じく9×9の81マスを使っています。下の図が例となります(これは私の棋譜から作成しました。詰将棋作ったことないので間違ってたらすみません。著作権対策w)

駒余りは詰将棋のルールとしては本来はダメ、という事になっているのですが、実戦形式ですのでこちらは駒余りでも良いという事になっております。自玉もありますから、中には間違えると先に自玉が取られてしまうような問題もありますので、特に初心者はよく考える必要があります。こちらの実戦形120問は詰将棋初心者向きとは言えませんが、実戦で詰む形を覚えるのに最適だと思います。上記のとおり3手詰ハンドブック3周後にこの実戦形を私は解いたのですが、未だに弱いだけあって、しっかりと慎重に考えたつもりだったのに5問ぐらいは不正解でした。
見開きの左側に問題が2問、めくって次の見開きの右側に問題の解説が載っています。裏写りも気になりません。問題に対してのヒントは一切載っていないのも高ポイントです。
初心者でも3手詰がすらすら解ける人には1手詰は不要かもしれません。むしろ3手詰以上をどんどん解いた方がいいのかと思います。3手詰から入ったけど詰将棋に苦手意識を持ってしまった私のような人には、この本は特効薬になります。出来れば書店で、簡単な3手詰の本をパラパラと解いてみて、大丈夫そうならその本で、ダメならこの本や
1手詰ハンドブックからやってみるのがいいのではないかと思います。
3手詰解けそうだったから買ったけど、ちょっと無理だったという方も1手詰に戻ってみるのもいいでしょう。
2011年4月27日 追記
このレビュー時の棋力:将棋倶楽部24 13級程度
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