羽生善治著 「大局観-自分と闘って負けない心」を読んで - 不器用な・・・ブログ・・・にゃんっ(将棋編)

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羽生善治著 「大局観-自分と闘って負けない心」を読んで

大局観  自分と闘って負けない心 (角川oneテーマ21)大局観 自分と闘って負けない心 (角川oneテーマ21)
(2011/02/10)
羽生 善治

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昨年末から羽生善治三冠関連本の出版が続いています。他の本が単行本サイズであったのに対して、「大局観-自分と闘って負けない心」は新書サイズです。ベストセラー「決断力 」と同じシリーズですね。

昨年発売の「結果を出し続けるために (ツキ、プレッシャー、ミスを味方にする法則)」と内容は似ていますが、「結果を~」が副題通りミスをチャンスに変えるなどして結果を得る方法について語っている啓発本に近いのに対し、「大局観」は著者のこれまでの将棋を含めた人生を素に今の考え、思いを伝えたエッセイと言えるのではないでしょうか。
「決断力」未読の方は5年半の間で著者の普遍の部分や変化したところを読み比べてみるのをおすすめします。

将棋を指している人には馴染み深い「大局観」という言葉ですが、将棋を初めて2年経たない私にはよく理解出来ません。将棋を指さない人には初めて聞くような言葉でしょう。

「はじめに」の項より引用しますと

-「木を見て森を見ず」という格言があるが、これは「部分だけしか見ず、全体を見ていない」という意味でその反対の言葉が「大局観」である。

と著者は定義付けています。将棋に限らず、いろいろ経験を積んできて身につけた「大局観」によって、何歳になっても成長することが出来るのではないかということが、主題ではないかと私は今感じています。

大局観を身につける、発揮するにはどうすればいいか、いろいろな視点から書かれていますが、これまでの著者の経験を肩の力を抜いて読めるエッセイです。将棋ファンが著者に会った時に感動するように、著者が長嶋茂雄氏に会った時の感動など「羽生さんでもそうなんだ」と思わずクスっとしてしまいます。

もちろん、史上最強の棋士とも言われる著者ですので、将棋の話がメインとなっています。佐藤康光・森内俊之・藤井猛・渡辺明他、将棋ファンなら誰でも知っている棋士も登場します。しかし彼らを知らない人でもそんなライバルがいて、そんなエピソードがあるのかとすんなり読めると思います。将棋用語が出てくる場面では、将棋が分からな人の為に分かりやすい言い換えがありますし、将棋用語は出来うる限り排除されています。

現在著者がどんな世界で生きている人物にどんな影響を受けたのかも非常に興味深いです。「結果を~」にもありましたが、著者が「野生を大事にしている」という真逆のイメージには驚きました。

それにしても著者のアンテナの広さには驚きます。最近のはやりで言えば映画「アバター」や「断捨離」から「手塚治虫」や仏教や野生、森羅万象から素直に良い影響を受け取ろうとしている点が、将棋界のトップでダントツの知名度を維持しているところでしょうか。

しかし結局は地道に努力を続けるところであり、でも無計画でいいのではないか、著者は大事にしています。

誰でもできそうで難しいことですが、読んでいくうち視野を広く持つことが大事で、難しく考える必要がないと納得出来ると思います。

と、私の感想を羅列しましたが、繰り返しますが将棋のことを知らなくても、肩の力を入れずに読める本です。私は一読後は疲れたときに目次から読みたい所を引いて読むようにしています。

将棋ファンとして注目は、「コンピュータ将棋と闘ってみたい」というところでしょうか。
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