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初段になるための将棋勉強法レビュー

初段になるための将棋勉強法
初段になるための将棋勉強法浦野 真彦

白夜書房 2011-01-25
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※画像をクリックするとアマゾンでのレビューを見ることが出来ます。


この本の編集者・鈴木10級さんのブログによると、正式発売日は1月25日になっていますが、すでに店頭に並んでいる本屋さんもあるそうです。

初段になるための将棋勉強法

私は白夜書房のサイン本注文ページから注文していて、サイン本は若干発送が遅くなるとのことでしたが、本日届きました^^

早速読みましたのでレビュー?してみたいと思います。

★目次
全部で6章の本ですが、章だけでなく、その大項目・小項目のタイトルまで明示されていますので、とてもわかりやすいです。ここはなんて書いてあったっけ?って思ったときに読みたいところが読めるのは便利ですよね。

★第1章 着実に上達するための三つのポイント
「誰でも初段になれる」がそのポイントは
1・出来るだけ毎日将棋に関わる(継続)
2・効率のよい勉強法で取り組む(効率)
3・目的意識を持って取り組む(意識)
この3点についての概要と初段になるまでのルート(道場・将棋倶楽部24・段級位問題)が説明されています。将棋倶楽部24でのレーティングが若干違うような気もしますが、50程度なので大きな問題ではないでしょう。むしろレーティング点数の増減一覧表が分かりやすくて素晴らしいですね。

・第2章 棋力アップの基本となる「一人で行う勉強」
・戦法書(定跡)を読む
・次の一手
・詰将棋
・必至
・棋譜並べ
・プロの将棋を観戦する
の6つの大項目について、「初段になるためにはどうすればいいのか」を説明しています。問題の解き方・覚え方や戦法書の読み方については基本的な事を書いてあると思いますが、基本的なだけに段持ちの人でも目からウロコが落ちることもあるでしょう。また、時間ばかりかかって効率が良くない初心者~級位者の人は気持ちが軽くなるのではないでしょうか。
さらに、浦野七段おすすめの初心者から上級者まで書籍・雑誌・ウェブサイトも紹介されています。現在販売中の本で他社の本を惜しむことなく紹介しており、浦野七段のハンドブックシリーズは絶版になっているものは紹介していない潔さ。信頼できると思います。

★第3章 万能の勉強「対局」と「指導対局」
・対局と感想戦
・指導対局
の2つの大項目にわけての説明です。全国の指導者への取材を素に、対局は初めのうちは数多く指すことや、持ち時間ありで緊張感を持って対局する事について述べています。感想戦についての何を行うかのポイントも分かりやすく書かれています。またソフトによる検討についても述べられています。
指導対局については、駒落ち定跡を知らなくても大丈夫でどのような方針で戦えばいいかも解説されています。機会があれば気軽に受けることがポイントのようです。

★第4章 自分に合った勉強の組み合わせを知る
棋力をアップさせるには、序盤・中盤・終盤バランス良く勉強していくのがポイントとして、自身の弱点の探り方やその補強、1日の勉強時間やその割り振り方と区切り方についての説明です。浦野七段による「初段の力」についての目安は「それを目標にしたい」と思えるのではないでしょうか。関西将棋会館などでの取材データは簡潔ながら非常に説得力があります。必ず伸びる時期と停滞期が繰り返されていることと初段になるまでの年数は必見です。

★第5章 初段の壁を突き破るルート別対策
まずは道場での初段での話になります。攻め将棋と受け将棋・長考タイプと早指しタイプの2つの軸を棋風として、持ち時間のある将棋ではどんなタイプが理想で、どうすれば棋風を変更していけるかについての説明です。平手と駒落ち、短手数と超手数の詰将棋で棋風が変わっていく事については知らない人のほうが多いのではないでしょうか。
次に恐らく多くの人が興味のある将棋倶楽部24での初段での対策です。小学生の頃から将棋倶楽部24で鍛えた菅井達也四段のインタビューが目玉です。短いものではありますが、1日2~30局指していてもただ漫然と指していたわけではないことがよく分かる示唆に富んだものです。
そして段級位問題での初段の取り方について述べられています。
スランプ対策には棋譜を見てもらこと、将棋の「勉強ノート」を書いて他者や自身で客観的に振り返ることの重要性もこの章で述べられています。

★第6章 「将棋の勉強法」をテーマにした対談
脳科学者の中谷裕教氏と多くのプロ棋士を育てた森信雄七段森信雄の日々あれこれ)のインタビュー2本立ての構成になっております。基本的にはこれまでの章のまとめ、逆に言えばこのインタビューを素に構成された本であることがわかります。将棋に限らない脳の使い方や生き方の話にもなっております。

●北野の感想
図面や写真が多く分かりやすく親しみやすい構成になっています。私が特に気に入ったのが詰将棋の解き方の図です。大事なことは太ゴシックの箇条書きになっていて、ぱっと見て分かるのもいいですね。各章と大項目ごとにまとめがあるのもポイントが高いです。

初段になるためのエッセンスが、綿密な取材と浦野七段の経験からのもの分かりやすく書かれています。プロが書くと結構難しい話になりがちですが、この本についてはそういう事は全く無く、初心者でも勉強の仕方が分かりやすいと思います。
私もそうでしたが、初心者は将棋の本をいろいろ買ってしまいがちですが、自身の棋風に合わせてこの本のおすすめから買えば間違いないと思います。登場する本のほぼ全部持っている私が言うのですから間違いありませんw
大人になってから将棋を始めようとする人はもちろん、これから指導者になろうと思っている人、子供が将棋を始めた親御さんにも役に立つ本です。

鈴木10級さんの将棋の勉強の仕方を教えて欲しいから始まり、折角だから本にしようというまえがきに違わぬ本です。初心者向け本を買う前にまず一冊と言っていい本だと思います。著者の浦野七段、編集の鈴木10級さん(○級部分は24での段級位で変わります)、出版した白夜書房に敬意を表します。是非今後も将棋の本(棋書)を出して欲しいですね。

私の勉強の仕方の方針は間違ってないようで安心しました。(鈴木10級さんのブログの読者だから当然といえば当然ですが)
私も「毎日効率よく勉強」していきます^^

このレビュー時の棋力:将棋倶楽部24初段
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コメント
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コメントありがとうございます。
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丁寧なレビューありがとうございます!
本当に読んでもらって、良かったっていってもらえるのは
編集者としてとてもとても嬉しいことです。
やっぱり皆さんの手元に届いてからの反応は結構怖かったので^^;
ブログの方でもまたご意見などございましたら
よろしくお願いします!

2011-01-25 13:54 | from 鈴木10級

はじめまして。尚武帝なお と申します。
自分のブログで棋譜を検討したり、閲覧者の方から指導してもらったりしています。
まことに勝手ながら本日私のブログの 読んでいるブログ欄に 貴ブログを登録させていただきました。
これからよろしくおねがいいたします。

2011-01-25 18:07 | from 尚武帝なお

>鈴木10級さん
ただ長いだけのレビューになってしまいましたが、とてもよく出来た本だと思います^^
アマゾンのレビューはなんか勘違いが多いですが、ツイッターとかでも評判良さそうですねー。
またブログにもお邪魔します。白夜さんからの将棋第2弾を^^

>尚武帝なおさん
ご連絡ありがとうございます^^
検索からブログを拝見したことがございます。こちらからもリンク欄に登録させていただきます。

2011-01-26 05:26 | from 北野広大

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